『マンション住民300名に対し、「自身のマンションがどのような防災対策をしているか知っていますか。」と質問したところ、「知らない」と回答した人は74.7%となりました。また、自身のマンションの防災対策に不安を感じているかどうか質問したところ、「不安を感じている」と回答した人は64.7%となり、自身のマンションの防災対策を把握できておらず、不安を抱えている人が多く存在することが分かりました。』(調査実施日 2023年7月)
参考:(株)カシワバラ・コーポレーションによる『住まいと防災意識に関する実態調査』
マンション住民の約75%が、『自身のマンションがどのような防災対策』がどのようになっているのか知らないという結果には、個人的な肌感覚ですが納得しています。
マンション・集合住宅の住民の防災意識が浸透しない理由
➀ プライバシーや防犯などの観点から住民同士が顔を合わせにくい
② 管理組合役員が当番制であること
➂ 住居者の高齢化
➃ 過去に災害の体験のない地域の市街地市では防災活動が停滞しやすい
➄ 行政の力の入れ具合
⑥ 管理会社に任せているとの思い込み
参考:防災総研 マンションの自主防災力を高める秘訣はコミュニティ形成の強化
マンション・集合住宅の防災時のマニュアル作成
しかし、災害があったとき、住民のみなさんの約8割が『近隣世帯を助けようとする意識』があるとのアンケート結果があります。
参考:東急コミュニティー 居住者 3,128 名 防災アンケート調査 2017年
ですから、防災(震災)時マニュアルをつくろうと、誰かが勇気を出して『言い出しっぺ』になれば、マニュアルは作成される可能性は高いと思います。
マニュアル作りのステップ

まず、震災時に住民が必ず守ってもらわなければならないルールを知ってもらう
ただ、マンション・集合住宅では、震災時に最低限、必ず守ってもらわなければならないルールが、いくつかあります。
➀震災時の下水道の使用について ※下水道管が破裂していないことを確認しなければならない
②震災時のゴミ出しのルール ※ごみ収集が通常に戻るまでのルールを決定しなければならない
➂共有部分の復旧、使用について
まずは、『ハードルの低いルールを決めましょう』から、管理組合やマンション理事会などに提案してはどうでしょうか。
マンション管理組合のための『震災対策チェックリスト』の概要
公益財団法人 マンション管理センターより、マンション管理組合のための『震災対策チェックリスト』という資料がありましたので、概要をまとめてみました。

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