首都直下地震被害想定

震災被害想定

▼地震発生直後~1日後

火災と余震

同時多発火災が発生。強風で広域延焼になる可能性。

▷自宅の片付けで一時帰宅中に大きな余震があると、建物が倒壊する恐れ。

停電・ガス・断水・下水道の状況

▷広範囲の停電ガスの供給停止断水下水道の利用制限が発生。

▷集合住宅では、水道が通じていても排水管などの修理が終わっていないとトイレ利用不可

▷断水などにより一時滞在施設や公共施設、コンビニのトイレが利用できない

▷給水車による給水は限定的

▷応急給水拠点に住民が殺到し、夏は給水を待つ住民が熱中症になる可能性。

携帯電話の状況

▷音声通話がつながりにくくなり、メール、SNSの大幅な遅延などが発生。家族との連絡が困難になる。

スマートフォンのバッテリー切れや、通信状況の悪化で安否確認や必要な物資の把握が困難に。

公衆電話はこの10年間で半減しており、長蛇の列が。

▷キャッシュレス決済が困難になる可能性が。

交通機関・交通機能

▷落橋などで列車や車の事故、転落が起きる可能性。

▷ガソリンスタンドは給油不能か長蛇の列

▷JR在来線、私鉄、地下鉄、新幹線といった鉄道が運行停止。道路寸断や交通規制でバスなどの代替輸送も困難

▷高速道路や主要な一般道で一般車両の通行が規制

▷多くの人々が徒歩や自転車で自宅に帰ろうとする。

道路が混雑し、救命救急、消火活動に著しい支障。

避難所の状況

▷帰宅困難者が一時滞在施設に多数殺到し、周辺が混乱する可能性。避難所にも多数訪れる。備蓄物資が早期になくなる可能性。

▷住民同士の繋がりが薄いと、避難所の運営などが混乱する恐れ。

スーパー・コンビニで食料の売り切れ、物資確保が困難!

エッセンシャルワーカーの出勤が困難な可能性あり!

▷夜間・休日等に地震が起きた場合は、交通機関麻痺による従業員の出勤が困難に。医療体制などが整わない可能性あり。

▼3日後~

停電・ガス・断水・下水道の状況

発電機の燃料が切れると、テレビやスマホ、照明、空調の利用が困難になり、水洗トイレ機能も停止。

トイレが使えない期間が長期化すると在宅避難継続が困難に。

計画停電が続く可能性。それにより、通信状況の回復の遅れや、空調が使えないことによる熱中症や風邪などの体調悪化の恐れ。

交通機関・交通機能

▷道路・鉄道の復旧が長期化する地域では、道路寸断や交通規制でバスなどの代替輸送も困難で、勤務先や通学先などでの滞在が長期化。飲食料やトイレなどの確保が困難に。

▷運行再開した区間では、駅などに多くの人が殺到

避難所の状況

▷自宅の備蓄がなくなった人も訪れて避難者が増加。必要な物資の供給が不足

▷過密やプライバシー、衛生環境の悪化で屋外に避難する避難者も。

衛生状態 ごみ収集されず

▷生活ごみやし尿の未回収で衛生状態が悪化。感染症が蔓延する可能性あり。

▷生活ごみの未回収や不法投棄で悪臭などが発生。

エッセンシャルワーカーの状況

▷保護者が保育園に迎えに行けないと、保育士も帰宅できず、園に留まり続ける。

▷地震が夜間や休日に起きた場合は、十分な数の従業員が出勤できない状態が1週間以上続き、業務継続が困難に。

▼1週間後~

停電・ガス・断水・下水道の状況

エレベーターは、保守業者による点検が終わるまで、長期間、使用が再開できない可能性。

避難所の状況

避難所内でのトラブル増加。

▷避難者が自宅に戻り始める。

体調を崩す人が増加

高齢者や持病のある人が、慣れない生活で症状悪化する可能性。

慢性的な品不足

▷余震などへの不安から過剰な買いだめが発生し、慢性的な品不足が続く可能性。

▷必要とする情報や物資が多様化し、行政が避難者のニーズに対応しきれなくなる

▼1ヵ月後~

避難所の状況

▷避難者が自宅や知人宅、仮設住宅などに移り、避難所にいる人数が減少。移動した避難者の所在把握が困難に

外国人など生活習慣や文化が異なる人たちの精神的負担が増大

自宅の再建や修繕を望んでいても、建築業者や職人が確保できない可能性あり

物資不足が長期化すると略奪や窃盗など治安悪化の恐れ

参考:東京新聞WEB 首都直下地震、何が起きる? 3日後は?1週間後は? 避難所の場合、自宅の場合…主な被害想定

各ライフラインの復旧目標日数(電気6日、上水道30日、ガス55日)

内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガス(都市ガス)で55日となっています。
出典:内閣府(防災担当)作成資料より

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